地球での旅はバランス感覚が鍵 その5

新しい次元の気流に乗る前に、せっかく降りて自由になったのだから自分の状態を整えておこう。
アンバランスなまま新型モデルに乗り込んでも、また不具合が起こる。
宇宙はあなたのペースでできているから、何度でも立ち止まりやり直すことができる。
あわてる必要はまるでない。
だけど、だからこそ、新しい風になりたいなら、それしかないと気づいたなら、いま丁寧に時間をかけて整えよう。

あなたのいる宇宙は、あなたのペースで動いている。
あなたの住む世界は、あなたの価値観を基準にできている。
あなたが止まればあなたの世界のすべても止まり、あなたが再び動き出すまでいつまでも待っていてくれる。
先に行ってしまったものを追うことも卑屈に思うこともない。
縁があれば、必ず再び出会える。そうでなければ、それもよし。
置いてかれるような不安にあせることもない。
だってそれは、置いてかれそうだという幻想で、置いてかれることはないのだから。
あなたの宇宙はあなたなしでは、進めない。
ゆっくり整えたらいいんです。
ペースを造るのは、とても大切。
新しい次元はあなたのペースで時を刻むのですから、これまでの24時間60分60秒のカチカチと鳴り止まない秒針に追い立てられるのに慣れていた人には、すこし戸惑うかもしれない。
でも私たちは、もともと自分固有のバイオリズムと宇宙のリズムが重なり合う体内時計を誰もが持っている。
本来のペースに立ち戻り、心地よくリズムを刻むと自然に宇宙のリズムに合ってくる。
毎回のビートが合う人もいれば、二周に一度三周に一度、五周に一度の人もいる。
たくさん合うのがよいのではなく、自分のビートと宇宙のビートが安定したリズムで重なり合うこと。
それには、宇宙に合わせるのではなく、自分のペースを知ることが大事になる。
ゆっくりなスローライフが苦痛な人もいる。
それを無理してくつろがなきゃというのも違う。
自分の中の体内時計が刻む心地よいリズム。
忙しない師走だからこそ意識して感じてみて。
次の予定を入れずに、どのくらいお茶を楽しめるかとか、時間に捕らわれずお料理してみるとかね。

次回に続く。