3月21日、春分、天秤座の満月。
パワフルな月の光は、すべての魂をむき出しにしていく。
むき出しにされるのが怖い人間は、おどけたり、誰かのせいにしたり、怒ったりしている。
むき出しにされた魂に、良いも悪いも存在しないのに、むき出しにされた人間は、自分の悪いとこばかりに光を当てて落ち込んでいる。
魂は輝いているのに、思い癖が曇らせている。
魂には聞こえているのに、思い込みが耳を塞ぐ。
魂には見えているのに、不安が目をそむける。
本当の自分て知りたいけど怖いよね。
思ってたのと違っていたり、何かががらりと変わっちゃったり、
ゆっくりゆっくりわかっていきたいよね。
心の準備が整わないし、だからといって守りたいものもあるしね。
そうやって、本当のところと社会的なところの折り合いをつけながら、バランスをとりながら、自分を知っていくことが生きるということなんだと思う。
でも、月は全てを照らすから。
いいところも悪いところも、あるものもないものも、美しいものも醜いものも、全てを映し出すから。
勝ち負けも優劣もまるごと見せるから、
結局どちらでもなく、あなたの魂は、それでしかない。
やっぱりそのままでしかない。
隠してもごまかしても曇らせても、やっぱり輝いているから。
輝き続けているから。