いま、私が取り組んでいるのは、時間的常識の枠組みが外れた頃からの13年間の歩みを文章にすると言うことです。
私がぶち当たった壁をどうやって乗り越えたか、私が見えない世界とコンタクトを取りながらどうやって目の前の現実を切り開いてきたか、一度ちゃんと文章にしたい!と想っていました。
小学校2年生の時にいきなり視力が悪くなり、メガネも使えず手の施しようもないと言われました。全く見えないわけではなかったので、無理矢理普通高校を受験して何とか卒業しましたが、仕事は何1つ満足に出来ませんでした。
何度もバイト先をクビになり、生きている意味など見つけ出すことも出来ませんでした。苦しくて苦しくて自分の境遇を恨みました。
この苦しみは誰にも分かるわけがない、分かってもらおうとも思わない!とねじ曲がっていました。
苦しい苦しいと叫んで何かのせいにしたところで、境遇を恨んだところで、何も変わらない。どんどん人が妬ましくなるだけでした。
自分を進化させていくことしか、この暗闇から抜け出すことはできない。
そうやって、一歩一歩自分を奮い立たせながらここまで歩んできました。
一見、もともと感覚に恵まれていて、いつも明るく元気でおおらかな人間なのだと思われがちなのですが、全然そんな事はなくて、「こういう自分になりたい!」と言う私自身が描く私をイメージしながらここまで歩んできました。
誰かの為、社会のため、と言う事よりは、私自身が私を認めてあげられるよう、私の経験や感じていることを、伝え続けていこうと想っています。
— Facebookの投稿より —